1級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)
問59 (施工管理法(応用能力) 問9)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

1級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年) 問59(施工管理法(応用能力) 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

品質管理の検査に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 間接検査は、購入者側が受入検査を行うことによって、供給者側の試験を省略する検査をいう。
  • 購入検査は、提出された検査ロットを、購入してよいかどうかを判定するために行うもので、品物を外部から受け入れる場合に適用される。
  • 全数検査は、工程の品質状況が悪いために不良率が大きく、決められた品質水準に修正しなければならない場合等に適用される。
  • 中間検査は、施工工程の途中段階で、次の工程に移ってよいかどうかを判定するために行う。
  • 非破壊検査は、品物を試験してもその商品価値が変わらない検査をいう。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「間接検査は、購入者側が受入検査を行うことによって、供給者側の試験を省略する検査をいう。」です。

 

間接検査とは、購入者が品物そのものを直接検査するのではなく、供給者側の検査結果や品質管理の状況などを確認して、受入れの可否を判断する方法です。

 

したがって、「購入者側が受入検査を行い、供給者側の試験を省略する」という説明は、間接検査の意味と合っていません。

選択肢1. 間接検査は、購入者側が受入検査を行うことによって、供給者側の試験を省略する検査をいう。

間接検査では、購入者が品物を一つずつ直接検査するのではなく、供給者が行った検査の記録や品質管理の状況などを確認して、品質が確保されているかを判断します。

 

つまり、供給者側の検査を利用して、購入者側の直接的な検査を省略または簡略化する考え方です。

 

この記述は、誰の検査を省略するのかが逆になっています。

選択肢2. 購入検査は、提出された検査ロットを、購入してよいかどうかを判定するために行うもので、品物を外部から受け入れる場合に適用される。

購入検査は、外部の業者などから納入された材料や製品について、購入・受入れをしてよい品質かを確認するための検査です。

 

提出された検査ロットについて、決められた品質基準を満たしているかを確認し、受け入れるかどうかを判断します。

選択肢3. 全数検査は、工程の品質状況が悪いために不良率が大きく、決められた品質水準に修正しなければならない場合等に適用される。

全数検査は、対象となる品物を一部だけではなく、すべて検査する方法です。

 

不良品が多く発生している場合や、不良品を確実に取り除く必要がある場合などに用いられます。

 

抜取検査では不良品を見逃す可能性があるため、品質状況が悪いときには全数検査が適しています。

選択肢4. 中間検査は、施工工程の途中段階で、次の工程に移ってよいかどうかを判定するために行う。

中間検査は、工事がすべて終わってから行う検査ではなく、施工の途中で行う検査です。

 

次の工程へ進むと見えなくなってしまう部分などについて、決められた品質を満たしているかを確認します。

 

検査に合格したことを確認してから、次の工程へ進みます。

選択肢5. 非破壊検査は、品物を試験してもその商品価値が変わらない検査をいう。

非破壊検査は、対象物を壊したり大きく傷つけたりせずに、内部の欠陥などを調べる検査です。

 

たとえば、超音波探傷試験や放射線透過試験などがあります。

 

検査をした後も、その品物を本来の用途に使用できるため、商品としての価値を失わないことが特徴です。

まとめ

品質管理の検査には、目的や方法によってさまざまな種類があります。

 

購入検査は、外部から受け入れる品物の可否を判断する検査です。

中間検査は、施工途中で次の工程へ進めるかを確認します。

また、全数検査はすべての品物を検査し、非破壊検査は品物を壊さずに品質を確認します。

 

特にこの問題では、間接検査の意味がポイントです。

間接検査は、供給者側の検査結果や品質管理の状況などを利用して判断するもので、「購入者が受入検査を行って供給者側の試験を省略する」という意味ではありません。

参考になった数2