1級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)
問56 (施工管理法(応用能力) 問6)
問題文
アルミニウム製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
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1級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年) 問56(施工管理法(応用能力) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
アルミニウム製建具に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 水切及び膳板を折曲げ加工とするため、アルミニウム板の厚さを1.5mmとした。
- 水切と下枠との取合いは、建具枠回りと同一のシーリング材を使用した。
- 見え隠れ部分で使用する補強材には、亜鉛めっき処理した鋼材を使用した。
- 建具の組立てにおいて、隅部の突付け小ねじ締め部分にはシーリング材を充填した。
- 外部建具周囲の充填モルタルには、NaCl換算0.06%(質量比)まで除塩した海砂を使用した。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「外部建具周囲の充填モルタルには、NaCl換算0.06%(質量比)まで除塩した海砂を使用した。」です。
アルミニウム製建具では、塩分による腐食を防ぐことが重要です。
外部建具周囲の充填モルタルに海砂を使用する場合は、塩化物量をNaCl換算で0.04%(質量比)以下まで除塩する必要があります。
したがって、0.06%までとしている点が不適当です。
水切や膳板などにアルミニウム板を使用する場合は、必要な強さや形を保てる厚さが必要です。
折曲げ加工に用いるアルミニウム板は、1.5mm以上とするのが基本です。
そのため、厚さを1.5mmとした施工は適切です。
現行の公共建築工事標準仕様でも、アルミニウム板の厚さは1.5mm以上とされています。
水切と下枠が接する部分は、雨水が入り込まないようにシーリング材で処理します。
この部分には、建具枠回りと同じシーリング材を使用します。
異なる種類のシーリング材を接して使用すると、材料同士の相性によって不具合が生じることがあるためです。
アルミニウムと鋼材が直接接触すると、異なる金属同士の組合せによって腐食が起こることがあります。
そのため、鋼製の補強材を使用する場合は、亜鉛めっきなどによって接触腐食を防ぐ処置を行います。
したがって、亜鉛めっき処理した鋼材を補強材として使用する方法は適切です。
アルミニウム製建具の隅部は、部材を突き合わせて小ねじなどで組み立てることがあります。
この接合部分にすき間があると、雨水が入り込む原因になります。そのため、シーリング材などを使用して止水処理を行います。
隅部の突付け部分にシーリング材を充填することは、漏水を防ぐための適切な処置です。
海砂には塩分が含まれているため、そのまま使用するとアルミニウムの腐食などにつながるおそれがあります。
外部建具周囲の充填モルタルに海砂を使用する場合は、塩化物量をNaCl換算で0.04%(質量比)以下まで除塩します。
0.06%では塩分が多いため、この記述は適切ではありません。
アルミニウム製建具では、雨水の浸入を防ぐことと、アルミニウムの腐食を防ぐことが重要です。
水切や膳板に用いるアルミニウム板は1.5mm以上とし、水切と下枠の取合いには建具枠回りと同一のシーリング材を使用します。また、鋼製の補強材には亜鉛めっきなどの防食処理を行います。
特に覚えておきたいのは、外部建具周囲の充填モルタルに海砂を使用する場合の塩化物量です。
NaCl換算で0.04%以下まで除塩する必要があり、0.06%では基準を満たしません。
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