1級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)
問45 (午後 イ 問1)
問題文
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問題
1級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年) 問45(午後 イ 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 特性要因図は、特定の結果と原因系の関係を系統的に表し、重要と思われる原因への対策の手を打っていくために用いられる。
- 系統図は、目的を設定し、それを達成するための手段を系統的に展開した図である。
- ヒストグラムは、対応する2つの特性を横軸と縦軸にとり、観測値を打点して作るグラフ表示で、主に2つの変数間の相関関係を調べるために用いられる。
- パレート図は、項目別に層別して、出現度数の大きさの順に並べるとともに、累積和を示した図である。
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この過去問の解説 (1件)
01
最も不適当なのは、「ヒストグラムは、対応する2つの特性を横軸と縦軸にとり、観測値を打点して作るグラフ表示で、主に2つの変数間の相関関係を調べるために用いられる。」です。
これは散布図の説明であり、ヒストグラムは1つのデータの分布(ばらつき)を
見る図だからです。
特性要因図(魚の骨の形なので「魚骨図」ともいいます)は、
結果(例:不良が多い)に対して、原因になりそうなことを
人・機械・材料・方法などに分けて整理する図です。
原因を見える化して、どこから手を付けるかを考えるのに使います。
系統図は、ゴール(目的)を決めてから、
「それを達成するには何が必要か」を枝分かれさせて具体化する図です。
例えば「不良を減らす」→「材料の管理」「作業手順の見直し」
→「受入検査の強化」…のように、やることを整理するのに向いています。
ここが不適当です。
2つの特性を横軸・縦軸にして点を打ち、相関を見るのは散布図です。
一方、ヒストグラムは、例えば「コンクリート強度」や「寸法誤差」など
1つの測定データを、階級(区間)ごとに分けて棒の高さで表し、
分布の形やばらつきを見る図です。
つまり、図の名前と内容が入れ替わっています。
パレート図は、「どの原因が多いか」を多い順に並べる棒グラフと、
その合計割合を示す累積曲線を合わせた図です。
「不良の多くは少数の原因に集中することが多い」という考え方で、
優先して対策する項目を決めるのに役立ちます。
品質管理の図表は、「何を知りたいか」で使い分けます。
原因を洗い出す→特性要因図
目的から手段を整理する→系統図
1つのデータのばらつき・分布を見る→ヒストグラム
2つのデータの関係(相関)を見る→散布図
多い順に並べて重点を決める→パレート図
今回のポイントは、ヒストグラムと散布図を取り違えないことです。
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