1級建築施工管理技士 過去問
令和7年(2025年)
問9 (午前 ロ 問3)

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問題

1級建築施工管理技士試験 令和7年(2025年) 問9(午前 ロ 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

木質構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 枠組壁工法は、木材を使用した枠組に構造用合板その他これに類するものを打ち付けた壁及び床によって構成された工法で、枠組壁は水平力と鉛直力を同時に負担することができる。
  • 燃えしろ設計は、木質材料の断面から所定の燃えしろ寸法を除いた断面に、長期荷重により生じる応力度が、長期の許容応力度を超えないことを検証し、安全性を担保するものである。
  • CLTパネル工法に用いる直交集成板の弾性係数及び基準強度は、強軸方向であっても、一般的な製材や集成材等の繊維方向の値と比べて小さい。
  • 風圧力に対する必要壁量は、桁行方向と梁間方向で見付面積が同じでない場合、異なる値となる。

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この過去問の解説 (1件)

01

最も不適当なのは、「燃えしろ設計は、木質材料の断面から所定の燃えしろ寸法を除いた断面に、長期荷重により生じる応力度が、長期の許容応力度を超えないことを検証し、安全性を担保するものである。」です。

 

燃えしろ設計は、火災で表面が炭化して断面が減ることを見込んで、

あらかじめ「燃えて失われる分(燃えしろ)」を差し引いて計算します。

ここで生じる応力度は長期荷重で求めますが、

判定は一般に「短期許容応力度」との関係で確認します。

 

つまり、文章の「長期の許容応力度」としている点が合いません。

まとめ

この問題は、木造の「力の受け方」と「設計で比べる相手」を押さえるのがポイントです。


・枠組壁は、水平力と鉛直力を同時に受け持てます。 


・燃えしろ設計は、燃えしろを差し引いた断面で

「長期荷重の応力度」を出しますが、

判定は「短期許容応力度」との関係で見る扱いが基本です。


・風の必要壁量は、方向ごとの見付面積で変わります。

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