1級建築施工管理技士 過去問
令和8年(2026年)
問51 (施工管理法(応用能力) 問1)

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問題

1級建築施工管理技士試験 令和8年(2026年) 問51(施工管理法(応用能力) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す鉄筋コンクリート構造において、主筋の継手を設けてよい範囲として、最も不適当なものはどれか。
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この過去問の解説 (1件)

01

鉄筋の継手は、どこに設けてもよいわけではありません。

 

柱や梁には、地震や建物の重さなどによって、場所ごとに異なる大きさの力がかかります。

そのため、主筋の継手は、できるだけ大きな力がかかる部分を避けて設けるのが基本です。

 

特に、柱では柱頭・柱脚付近、梁では大きな引張力が生じる部分を避けます。

 

また、梁では上端筋と下端筋で大きな力が生じる位置が異なるため、継手を設けてよい範囲も異なります。

選択肢1. 解答選択肢の画像

最下階の柱脚部は、地震などによって大きな曲げの力が発生しやすい場所です。そのため、柱脚のすぐ近くに主筋の継手を設けることは避けます。

 

継手を設けてよい範囲の下端は、基礎梁上端から、

 H₀/4と柱せいDのうち、大きい方以上

離す必要があります。

 

ところが、この図では基礎梁上端からD/2しか離していません。

D/2はDより小さいため、柱脚に近すぎる位置まで継手可能としている点が誤りです。

まとめ

鉄筋の継手は、基本的に主筋に大きな力がかかる場所を避けて設けます。

 

柱では、上下の梁に近い柱頭・柱脚を避けて中央寄りに設けます。特に最下階の柱脚では、基礎梁上端からH₀/4または柱せいDのうち大きい方以上離すことが重要です。

 

梁では、上端筋と下端筋で力が大きくなる場所が異なるため、継手を設けてよい範囲も異なります。

 

この問題では、最下階柱の継手可能範囲を基礎梁上端からD/2としている図が不適当です。

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