1級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)
問8 (午前 ロ 問2)

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問題

1級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年) 問8(午前 ロ 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

音に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 人が知覚する主観的なの大小をラウドネスといい、音圧レベルが一定の場合、100Hzの音よりも1,000Hzの音のほうが大きく感じる。

  • 残響時間とは、音源が停止してから音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間をいう。
  • 1つの点音源からの距離が2倍になると、音圧レベルは3dB低下する。
  • マスキング効果は、マスキングする音とマスキングされる音の周波数が近いほど大きい。

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この過去問の解説 (2件)

01

音に関する問題です。

選択肢1.

人が知覚する主観的なの大小をラウドネスといい、音圧レベルが一定の場合、100Hzの音よりも1,000Hzの音のほうが大きく感じる。

正です。Hzとは音の周波数のことで、大きい音の方が大きく感じます。

選択肢2. 残響時間とは、音源が停止してから音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間をいう。

正です。音源が停止してから音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間をいう。ホール等は残響時間が長い造りとなっています。

選択肢3. 1つの点音源からの距離が2倍になると、音圧レベルは3dB低下する。

誤です。距離が2倍になると、音圧レベルは6dB低下します。

選択肢4. マスキング効果は、マスキングする音とマスキングされる音の周波数が近いほど大きい。

正です。マスキングとはある音が別の音によって聞こえにくくなることで、身近な例で言えば、カフェなどで食器の音や雑音をBGMをかけることで消し、過ごしやすい空間を提供しています。

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02

音に関する頻出問題です。

 

選択肢1.

人が知覚する主観的なの大小をラウドネスといい、音圧レベルが一定の場合、100Hzの音よりも1,000Hzの音のほうが大きく感じる。

正です。Hzとは周波数の単位で、音圧レベルが一定の場合、一般的に周波数が大きい音の方が大きく感じます。

選択肢2. 残響時間とは、音源が停止してから音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間をいう。

正です。規定は設問の通りで、一般的には室の容積が小さいほど短くなり、また在室者が多くなると短くなる特徴があります。

選択肢3. 1つの点音源からの距離が2倍になると、音圧レベルは3dB低下する。

誤です。音圧レベルは、音源からの距離が2倍になると、一般的に6dB低下します。

選択肢4. マスキング効果は、マスキングする音とマスキングされる音の周波数が近いほど大きい。

正です。マスキング効果とは、他の音に妨害され聞こえにくくなってしまう現象です。雑踏の中、大きな音で流れているテレビの近くなどでは会話が聞こえにくくなるように、周波数が近いとこの効果が大きくなります。

まとめ

音に関しては、今回の設問の他にも何点か頻出問題があるので、併せてチェックするようにしましょう。

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